数珠・念珠のおはなし

数珠・念珠のおはなし
数珠(念珠)は、皆さんがご存知のように、
糸や細い紐に石や木の実などを球状にした珠を通したものです。
梵語(ぼんご)で「ハソマ」と言い、本来は念仏の際に音を立てて揉んだり、
真言・念仏の回数を数えるのに珠を爪繰(つまぐ)る目的などで用いる仏具なのです。
日本に伝わってきたのは、七三六年(天平八年)に
中国の僧侶が聖武天皇に贈ったのがはじまりのようです。
数珠・念珠のおはなし
数珠を仏具として解釈すると、数珠に連ねる珠の数は本来は一〇八個が基本なのです。
これは、珠のひとつづつが阿弥陀如来(あみだにょらい)や観音菩薩(かんのんぼさつ)などの
一〇八尊も存在する聖者を表しています。また、珠をこすり合わせて出す音は、
仏の霊力を呼び寄せるとされています。
さらに、一〇八尊のちからと音のちからが邪気や邪心を祓うとも言われます。
数珠・念珠のおはなし
お寺の僧侶はこんな意味がある数珠を使いますが、私たちが日常に使う数珠は、
珠の数を半分や四分の一などに減らしたものが一般的になっています。
数珠には本来こんな意味があることを知りながらお使いいただければと思います。
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